給湯と発電ができる”エネファーム”の特徴とメリット・デメリット

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目次

給湯と発電ができる”エネファーム”の特徴とメリット・デメリット

エコキュートやエコジョーズと一緒に
耳にすることも増えたエネファーム。

実際にエネファームがどういったもので
どんな特徴やメリットを持っているのか
知らない方も少なくないでしょう。

家庭用給湯器・エネファームについて
仕組みや特徴、導入費用などを含めて
詳しくご紹介します。

「エネファームとは」

はじめにエネファームがどういったものなのか
特徴と合わせて確認していきましょう。

エネファームには2つの機能があります。

1つ目は家庭用燃料電池の機能。
都市ガスやプロパンガスから水素を取り出し、
空気中の酸素と反応させることで
電力を作り出すという機能です。

2つ目はコージェネレーションシステム。
発電により生まれた熱を使って
給湯を行うという機能です。

この2つの機能を併せ持つことにより
エネルギーの無駄を無くしたエネファームは
省エネ効果の高い設備として
注目されています。

「エネファームの仕組み」

エネファームは家庭用燃料電池機能と
コージェネレーションシステムを持つ設備。
具体的な仕組みを簡単に解説していきます。

エネファームは6つの装置に分かれており、
はじめにそのうちの1つである改質器で
ガスなどの燃料から水素を取り出します。

次に固体高分子形燃料電池スタック
という装置で水素と空気中の酸素を反応させ、
電力を作ります。

この2つの装置で発生した熱は熱回収装置が
回収し貯湯槽に温水を作ります。

不足した場合はバックアップ熱源という装置で
供給されるようになっています。
そして作られた電気はインバータという装置で
変換され使用できるようになります。

「エネファームのメリット」

ではそんなエネファームを取り入れると
どんなメリットが見られるのか
確認していきましょう。

・発電後すぐに使える

通常の場合、電気を使うためには
発電所で作られた電気を送電する必要が
ありますが、エネファームがある家庭であれば
発電後、送電の必要がないため
すぐに電気を活用することができます。

・送電ロスを省ける

エネファームは家庭で発電するので
送電ロスがないのもメリットと言えます。

発電所で作られた電気は送電の際に
送電抵抗によって60%が失われてしまいますが、
自宅で発電すれば送電抵抗はほぼ0%となるため
送電ロスを抑え、電気を有効活用できます。

・騒音や有毒ガスが出ない

エネファームは低周波を発するものの、
静音性に優れており、騒音トラブルのリスクは
低いとされています。

設置の際には近隣への挨拶を行うことで
トラブルの抑制になるでしょう。

また、発電時に二酸化炭素や有毒ガスなどが
発生しない点もメリットです。

・電気代が安くなる

エネルギーを無駄なく活用できる
エネファームを設置すると、電力会社から
購入する電力量が抑えられるため
電気代の節約にも繋がります。

また、各ガス会社で設けられている
エネファーム向けの料金プランに設定すると
ガスも通常より安く使うことができます。

・停電時にも活用できる

エネファームは自家発電のため
停電の影響を受けません。

地震や台風などの災害が長引いて
電気の復旧に期間を要する場合でも
エネファームがあれば通常通りに
電気を使うことができます。

「エネファームのデメリット」

エネファームを取り入れるデメリットも
チェックしておきましょう。

・設置スペースが必要

エネファームを取り入れるには
エネファームを設置するスペースが必要です。

特にお湯を溜める貯湯タンクは大きいため
設置できた場合でも景観を悪くしてしまう
ことが考えられます。

・導入費用が高い

最大のデメリットとも言えるのが
導入費用の高さでしょう。

エネファームの導入費用は
150万円〜300万円ほどと言われています。
あくまで一例ではありますが、
高額なため導入を決める際は
慎重に検討することが大切です。

・売電ができない

エネファームで発電した電力は
太陽光発電で発電した電力のように
電力会社に売電することができません。

太陽光発電と同じものだと思って
導入しないよう注目しましょう。

・ガスがないと発電できない

エネファームの燃料はガスです。

そのため、ガスがないと発電できないのは
もちろん、ガスの価格が値上がりすると
ガス代も多く必要となってしまいます。

エネファームに変えれば全てが安くなる
というわけではないので注意が必要です。

「お得で便利なエネファームを検討しよう」

給湯と発電が1台で行えるエネファームは、
熱や電気などのエネルギーを無駄にしない
省エネ効果の高い設備です。

光熱費の削減や停電時にも活用できる点など
多くのメリットも持っていますが、導入費用や
設置スペースなどデメリットも持っています。

エネファームの購入を検討する際は
デメリットとメリットを正しく把握し、
検討するようにしましょう。

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