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部屋干しといえばなんとなく
ニオイが気になる・乾きにくい・邪魔になる
といった嫌なイメージを
持っている家庭が多いでしょう。
しかし意外にも部屋干しは外干しにはない
メリットを多く持っています。
こちらではそんな部屋干しのメリットと
上手な部屋干しを行うために知っておきたい
部屋干しの方法をご紹介します。
外干しでは得られない、部屋干しだけの
メリットを見ていきましょう。
花粉や黄砂の多い季節はそれらが
洗濯物に付着し、家に入ってきてしまう
ことがあります。
また、外に洗濯物を干していると、
虫が洗濯物に付いてしまい、
家に侵入してしまうこともあります。
しかし部屋干しならもちろんそんな
ことは起こりません。
部屋干しにしておけば、花粉や黄砂、
虫の侵入経路を1つなくすことが可能です。
洗濯物を外に干したまま出かけて、
途中で雨が降ってしまうという経験を
したことがある方は多いでしょう。
屋根がついている場所でも風の向きや
雨の強さによっては、
洗濯物が濡れてしまうこともあります。
部屋干しであればどんなに風が
吹こうと雨が降ろうと、天気の影響を
受けることはありません。
外に洗濯物を干していると、外から
見える場所にあることから盗難に遭う
可能性があります。
しかしながら、部屋干しにしていると
その可能性はかなり低くなります。
今でも女性の下着が盗まれる事件は多いものの、
部屋干しにしていれば女性がいる家庭でも
安心して干すことができます。
上手に部屋干しを行うためには、
干すアイテムに合わせた干し方を
実践することが大切。
そこでアイテムの種類別部屋干し方法を
チェックしていきましょう。
ズボンは内側のポケットが乾きづらいため、
裏返してポケットを表に出した状態で
干すと良いでしょう。
ピンチハンガーで中に空気が通るように干せば、
内側になった部分もしっかり乾かすことができ、
ジーンズの場合は直射日光による
色褪せも防ぐことができます。
フードが付いているパーカーは、
普通のトップスの同じように干しても
フード部分が乾かないことがあります。
パーカーを干す場合は、パーカー用の
ハンガーを使うもしくは内側に折り曲げた
針金ハンガーをフードの中に入れて、
フードの中に空気が通るようにしましょう。
バスタオルは普通に干すと風通しが悪く、
内側の部分が乾きづらくなってしまいます。
しっかり乾かすためにはピンチハンガーで
蛇腹状にして干すのがおすすめです。
そうすると大きなバスタオルでも
場所を取らずに干すことができます。
Tシャツやシャツなどのトップス類は
厚みのあるハンガーにかけるのがベスト。
内側に空気が通りやすくなるため、
しっかり乾かすことができます。
脱水後はプリント部分や袖が
くっついてしまっている場合があるため、
干す時に確認して剥がしておきましょう。
ピンチハンガーに干す細かいものは、
アーチ型に干すようにしましょう。
丈の長いものをピンチハンガーの外側に
短いものを内側に干すことによって、
風通しが良くなると言われています。
こちらもくっついている部分があれば、
事前に剥がしてから干しましょう。
最後に部屋干しでありがちな悩みと
解決方法をご紹介します。
雨や湿気の多い日は、外干しでも
部屋干しでも洗濯物が乾きにくくなります。
そんな時は扇風機やサーキュレーターを
使って風を洗濯物に当てましょう。
除湿機を活用して湿度を取り除くのも
洗濯物を乾かすのに効果的。
部屋干しは家電の力を借りて、
早く乾かすことができるのもメリットです。
部屋干しといえば気になるのが
生乾きのニオイです。
生乾きのニオイを抑えるためには、
生乾き臭専用の柔軟剤や部屋干し用の
洗剤を使うのがおすすめ。
生乾き臭の原因である雑菌を抑える
成分が含まれています。
またシャツなどの場合は、高温の
アイロンを当てるのも効果的です。
家族が多い家庭や小さな住宅では、
干すスペースが問題になる場合も。
そんな時は収納できる物干しスペースを
リフォームで取り付けるのがおすすめです。
収納できるものであれば、使わない時は
隠しておくことができ、使う時もすぐに
出すことができます。
スペースを有効活用できるという点も
おすすめのポイントです。
部屋干しは家の中で干すことから
外の環境や天気の影響を受けにくく、
盗難に遭う可能性も低いという
メリットを持っています。
乾きにくく生乾きのニオイがする場合は、
干し方や洗濯方法を工夫することで
簡単に改善することが可能です。
寒くなり、洗濯物が乾きにくくなる
これからの季節。上手な部屋干しを
実践してみてはいかがでしょうか。