水回りに取り入れられる自然素材をご紹介

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水回りに取り入れられる自然素材をご紹介

近年、化学物質を含んだ人工素材を使わず,
自然素材で作る住宅が
注目されているのをご存知でしょうか。

自然素材を使った住宅は
化学物質を使用していないため、
シックハウス症候群を引き起こすことなく
健康的で安全な生活を
送ることができるとされています。

ここではそんな自然素材を使った住宅の
水回りに取り入れられる
自然素材についてご紹介します。

「水回りにおすすめの自然素材の種類」

まずはじめに水回りに取り入れられる
自然素材の種類を見ていきましょう。

・珪藻土

バスマットやコースターの素材としても
注目されている珪藻土は
調湿機能に優れた自然素材です。

プランクトンの化石を原料としており、
内部に空いた小さな穴が音を吸収する
効果もあるとされています。

また珪藻土には水回りの気になるニオイを
消臭・脱臭する効果もあり、防火性にも
優れた機能性抜群の素材となっています。

・漆喰

塗料として知られている漆喰も
石灰石を原料とする自然素材のひとつです。

漆喰は空気中の二酸化炭素を吸収しながら
徐々に固まるため、年月が経過しても
劣化しづらいと言われています。

そんな漆喰は夏の蒸し暑さや冬の乾燥を
防ぐことができる調湿機能と
防火性に優れているのが特徴です。

・無垢材

自然素材といえば最も多く耳にするのが
無垢材でしょう。

無垢材は、自然の原木を流用しやすい
サイズにカットした素材のことです。

その最大の特徴は木特有の温かさで
無垢材を使用すると断熱効果や保温効果により
1年中快適に過ごすことができます。

他にも調湿機能や、水回りに嬉しいカビや
ダニの発生を抑える機能など、
無垢材だけが持つ様々な効果があります。

・天然リノリウム

自然素材の中でもあまり知られていないのが
天然リノリウムです。

亜麻仁油や松樹脂、石灰岩など
様々な天然の原料を混ぜた素材で耐久性が高く
傷つきにくいという特徴を持っています。

発火する温度が高いことから燃えにくい素材
とも言われており、抗菌作用があることや
静電気が発生しづらくほこりが舞いにくいのも
メリットとして挙げられます。

・コルク

ワインの栓やコルクボードなどに使われている
コルクは、コルクガシという木の樹皮で
作られた自然素材です。

コルクの魅力はその柔らかさとデザイン。
弾力性のあるコルクには独特の温かみがあり、
デザインの種類も自然素材の中では豊富です。

木材が原料のコルクですが、
防水性や防湿性、気密性も備わっているため
水回りにも使える素材となっています。

「水回りの”壁”に取り入れられる自然素材」

自然素材の中で水回りの壁の塗料として
取り入れられるのが珪藻土と漆喰です。

どちらも調湿性に優れている素材のため
湿度の気になる水回りにはぴったり。
カビやダニの対策にも役立ちます。

しかし、どちらの素材もひび割れしやすい
というデメリットがあるため
定期的なメンテナンスが必要となります。

「水回りの床に取り入れられる自然素材」

水回りの床材として取り入れられる自然素材は
無垢材・天然リノリウム・コルクの3種類です。

調湿性と断熱性はあるものの、燃えやすい
特徴も持つ無垢材は、洗面所やトイレの
床材に向いています。

反対に調湿性はないものの、燃えにくく
ホコリの発生しづらい天然リノリウムは
キッチンの床材に向いてます。

水廻りの床材としてどの場所にでも使える
素材がコルクです。
コルクは紫外線に弱い事から、特に
日の当たらない水回りにおすすめです。

「小物やインテリアとしておすすめの自然素材」

最後に壁や床ではなく、
小物やインテリアとして取り入れたい
おすすめの自然素材をご紹介します。

・竹

味わいのある竹は加工がしやすく
空間を彩るインテリアに最適な素材です。

竹を編み込んで作る竹籠は小物入れや
ゴミ箱として取り入れることができます。

また竹は抗菌性があり、
静電気が発生しづらいことからタオルや
バスマットとしても使われています。

・麻

衣類にも使われる麻は抗菌性が高く、
通気性、速乾性、吸水性に優れた
水回りにもぴったりの素材です。

そんな麻はタオルを始め、カーテンやマット、
そしてトイレットペーパーやタオルを
収納するケースとして取り入れると良いでしょう。

・障子

木や紙を原料として作られる障子も
自然素材のひとつです。

障子を照明カバーとして取り入れれば
落ち着いた和風の空間に早変わり。

電球色の電球と合わせれば
よりリラックスできる空間を
作り上げることができるでしょう。

・石

様々な色や形状のある石はそのまま飾って
インテリアとして取り入れることもできます。

また加工した石は洗面ボウルや浴槽としても
取り入れることができ、取り入れればまるで
旅館のような水回りをデザインすることが可能です。

「素材選びにこだわって自然を感じられる水回りにしよう」

自然素材は種類によって異なる
様々な機能と魅力があります。

特に水を扱う水回りに取り入れる場合は、
素材の特徴を確認しておくことが大切です。

自然素材を使った住宅を作るなら、
水回りの素材選びにもこだわって
温かく味わいのある空間を作りましょう。

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