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目次
汚れやすくこまめな掃除が必要となる
水回りは、汚れの種類や掃除箇所によって
掃除の方法が異なります。
正しい方法で掃除をしなければ汚れが
落ちないのはもちろん、設備にキズが
ついてしまったり、劣化の原因となって
しまう可能性も。
こちらではそんな水回りで気をつけたい
間違った掃除方法についてご紹介します。
では早速、水回り掃除でやってしまいがちな
間違った掃除方法を見ていきましょう。
なかなか取れない頑固な水垢や油汚れは
たわしやスポンジで
強く擦ってしまうこともあるでしょう。
しかし、どんな汚れであっても
強く擦って落とすのはNG。
掃除箇所の素材を傷めてしまったり、
素材の表面にキズがつくと
そのキズから雑菌などが入り込むことも。
雑菌などが入りやすくなると
設備の劣化につながる場合もあります。
頑固な汚れを擦らないためにつけ置き掃除を
実践している方も多いでしょう。
確かにつけ置きは固着した汚れを浮かせて
落としやすくする効果がありますが、
長い時間置いておけば良いというものでは
ありません。
逆に洗剤に浸けたまま長く時間を置きすぎると
劣化や変色といったトラブルに
繋がる恐れがあるため、注意が必要です。
床掃除ではまず掃除機をかけますが、
掃除機をかけられない窓や換気扇などの
設備は、とりあえず水拭きをするという方が
多いのではないでしょうか?
確かに、水拭きをすると見た目は
なんとなくきれいになるかもしれません。
しかし、ホコリの溜まりやすい窓や換気扇を
始めに水拭きすると水を吸ったホコリが
設備の隙間に入り込み取りづらくなるため、
ホコリなどの乾いた汚れがある場合は
乾いた状態で掃除するようにしましょう。
トイレの掃除をする際に注意したいのが
掃除を行う順番です。
トイレ掃除は便器から手をつけてしまいがち。
ですが、先に便器を掃除すると壁や床に
水しぶきが飛び、ホコリなどを湿らせて
しまいます。
そのまま壁や床を拭くとこれらの汚れを
塗り広げることとなってしまうので、
便器の掃除は床掃除と壁掃除を行った後に
行うようにしましょう。
雑菌の発生しやすい水回りの排水口は
こまめな消毒が大切。
手っ取り早い消毒方法として熱湯を使った
熱湯消毒が有名ですが、排水口を熱湯消毒する
際には注意が必要です。
塩化ビニルで作られている排水管は
耐熱温度が60度〜70度程度。そこに熱湯を
かけてしまうと破損や変形の原因となります。
そのため排水口の熱湯消毒を行う場合は
温度を50度程度に抑えておくことが大切です。
水回り掃除を正しく行うためには
2つのポイントを押さえておく必要があります。
そのポイントについて見ておきましょう。
掃除を行うに当たって最も大切なことは、
汚れや掃除箇所の素材に合った
洗剤や掃除道具を選ぶことです。
洗剤や掃除道具を購入する際に
表示を確認し、どんな場所で使えるものなのか、
逆にどんな場所では使えないものなのか
事前に確認するようにしましょう。
掃除を行っても汚れる原因やその特徴が
わからなければきれいに落とせなかったり、
すぐに汚れてしまうことが考えられます。
掃除を行う際は汚れがどうして発生したのか、
また、その汚れはどんな性質で、どんな特徴が
あるのかなど、汚れについて知っておけば
再発防止に役立つでしょう。
洗剤や道具を汚れに合わせて選び、
正しい掃除方法を行っていた場合でも
汚れが蓄積してこびりついた状態だと
なかなか落ちないことがあります。
そのような場合は以下の対処を行いましょう。
汚れのついた設備がまだ新しい場合や
不具合などが見られない場合には
プロに掃除を依頼するのがおすすめです。
掃除のプロなら汚れの性質などもしっかり
理解しており、家庭にない専用の機器を使って
どんな汚れもごっそり落としてくれます。
デリケートな素材のものでも
安心して任せることができるでしょう。
汚れのついた設備が古くなっている場合や
他にも不具合が見られるような場合には
新しいものに交換するのがおすすめです。
プロに掃除を依頼してきれいになったとしても
しばらく経てば他の不具合が発生したりして
余計な費用が必要となることも。
設備の耐用年数が近い場合は思い切って
交換も視野に入れた方が良いでしょう。
食べ物を扱ったり身体を洗ったりと、清潔感が
大切な水回りは正しい掃除を行って清潔に
保ちたいものです。
間違った掃除方法で設備に傷がついたり、
劣化が進行してしまうと後々トラブルに
なるかもしれません。
トラブルを未然に防ぎ、水回りを清潔に
保つためにも、正しい掃除方法を知って
おきましょう。