トイレリフォーム
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トイレに座った時、なんとなく安定していないなと感じて確かめてみたら、便座にヒビが入っていたなんてことがあるようです。あるいは樹脂の劣化が始まっていて、腰をおろしたとたんに割れたという例もあります。
けれど、割れた便座をそのまま使うのは落ち着かないし、素肌に鋭利な亀裂が接触して危険かも知れません。かといって生理現象は待ってくれないため、応急処置でしのぎつつ、交換を考えなければならないでしょう。
ここでは応急処置と、交換についてご紹介します。
考えられる原因の一つは経年劣化です。便座は便器と違い陶器製ではなく、樹脂でできている製品多いため、長年の使用で材質が粘りを失い、曲げる力に弱くなります。
その他、掃除の際に便座の上に上るなどして、一点に無理な力が掛かり破損の原因になることもあります。
割れてしまった部分を布製のガムテープで、何度か巻いて固定します。テープの色も白やピンクなど何種類かありますので、茶色に限らず、好きな色で巻きましょう。紙のガムテープの場合、重ね貼りができないせいで、強度に不安が残り、またシワになった部分がチクチクする可能性もあっておススメできません。
接着剤は接着面が狭く、強度に問題があります。
便座ヒーターがきかなくなった時などは、思わぬ事故につながることもあり、用心のために電源を抜いておきましょう。
また、通常使用で割れた場合、破損箇所はもっとも力がかかる場所と考えられるので、応急処置を過信せず、早めに交換しましょう。
割れた便座を修理で対応するのは難しいです。業者はまず引き受けませんし、自分で直すにしても、アイデアや技術が必要になります。なんとか直したところで、今までと同等の使用感は約束されません。ここでは便座の種類に分けて、交換についてご紹介いたします。
ウォシュレットやシャワートイレなどは、取り外しを含めて業者へ依頼しましょう。知識がないままの修理や交換は、正常に作動しなかったり、水漏れの原因となったりします。
なんの機能もない通常の便座であれば、自ら取り外しと交換が可能です。
工具も特別なものは必要なく、モンキーレンチやドライバ程度で十分です。
※機種、メーカーによって取外し方法は異なる場合がございます。
・取付方法
1.取り付け前に便器周りをきれいに掃除します。
2.取り外しと逆の手順で取り付けます。
交換便座を用意するときに測っておくとよいのが、全体の大きさ、ボルト穴の位置のほか、ボルトが通る部分の便器の厚さなどです。サイズが合わない不安定な取り付け方は、次の故障の原因となるので注意しましょう。
お住まいが賃貸物件の場合は、管理している会社や大家さんに連絡してください。破損原因が管理側にある時は修理費用を負担してくれることもあります。交換やお問い合わせの前に、まず管理会社に連絡しましょう。
・便座本体の価格 ¥50,000~¥80,000 普及品
工賃:\8,000~¥10,000
安定しない便座は、落ち着かず、かなり不快なものです。
最近はトイレでスマホをする人も多く、滞在時間は長くなる傾向にあります。
長く座っても快適だったトイレをよみがえらせるために、割れた便座は早めに交換しましょう。
便座が壊れてお困りの方は、実績と信頼のある高松リフォームプラザにご連絡ください。また、トイレリフォームに関するご相談も、香川県最大級の品ぞろえを誇るショールームで、実際の商品に触れながらお伺いすることができます。いつでも、お気軽にお声かけください。