トイレリフォーム
トイレを楽しく、最新の快適設備
最近のトイレは洗う、流すの
基本性能が著しく向上しています。
おかげでトイレは家の中の
快適空間のひとつになっています。
心地よいからもっとゆったり使いたい
そんな思いに応える
さまざまな設備を
我が家のトイレに設置してみませんか。
すぐには出たくなくなるような
最新の快適設備や
居心地を良くする工夫などを
ご紹介いたします。
・おもてなしのトイレ
最近のトイレは
まず入ると明かりがつき、
蓋が開いて迎え入れてくれます。
便座が瞬時に温められ、
脱臭が始まります。
終わった後はお尻の洗浄と
温風乾燥が行われ、
立ち上がれば、
便器が洗浄され、蓋が閉まり
やがて明かりが消えます。
日本人のおもてなしの心が、
そのままトイレの機能に
盛り込まれています。
この中でゆったり過ごすために
特に必要なものといえば
脱臭機能ではないでしょうか。
当然のことですが、
悪臭漂う中で
長く過ごせるものではありません。
現在の脱臭方法の主流は、
便器内の空気を吸い込んで
脱臭フィルターを通すタイプになります。
空気の流れが大切になるので、
換気扇との併用には注意が必要です。
トイレを使っている最中に
心地よい音楽が流れる機種もあります。
優しいBGMが癒してくれる機能です。
若い世代であれば
お気に入りの音楽を
流したいと考える方も
多いのではないでしょうか。
その場合は
壁にUSBコンセントを取り、
室内でのwi-fiを可能にします。
そうすればスマホの曲を聞いたり
新たな曲をダウンロードすることが
可能になります。
もちろんUSBコンセントも
wi-fi機器も上手に隠すか
馴染むように設置します。
トイレでスマホは
もはや当たり前の時代である以上
今後は収納式のスマホスタンドや
デザイン性豊かなスマホホルダーの
登場が待たれます。
また、音質向上のために
Bluetoothスピーカーを置く場所も
必要になってきます。
壁に飾り棚や、ニッチを設けては
いかがでしょうか。
音楽に飽き足らなくなったなら
wi-fiを使って、テレビや
録画番組を見るシステムを
活用することも可能になります。
トイレの場合、
それほど防水性能は求められないので
選択肢は広がります。
気をつけなけらばならないのは
画面の大きさです。
テレビまでの距離が近くなるため
大きな画面はかえって見づらく
目が疲れてしまいます。
設置方法は埋め込み式が
見た目はスッキリするのですが、
見る角度が人によって変わるため
壁掛け式にして、
高さ調整できる方が良いでしょう。
トイレは目の前が
扉になっていることも多く
その場合は配線の難しさ、
落下事故や破損の危険性を考慮して
ドアへの取り付けは
行わない方が無難でしょう。
壁から腕木のように伸びる
収納式のスタンドを
検討しても良いかも知れません。
快適機能のうち、
メーカー各社で競い合っているのが
洗浄方法です。
大小さまざまな水滴を発生させたり、
泡混じりの水滴にしたり、
強弱をつけたマッサージ機能が
装備されていたりと
肌に触れる水流の心地よさを
追求しています。
肌に触れる部分でいえば、
冬暖かい便座はとても
心地よいものです。
暖かい地域だと
トイレヒーターがなくても
これで十分かも知れません。
では、夏はどうでしょうか。
トイレにエアコンという
お家はあまりお見かけしません。
けれど、長くのんびり
トイレを使うのであれば
ダクトを使って冷気を
送り込む方法もあります。
この場合、取り込み口から
トイレまでの距離や
エアコンの能力も問題になります。
普段の省エネのために
ファンを使ってのオン・オフも可能です。
涼しさを得る簡単な方法は
扇風機を取り付けることです。
床置きならば、
狭いスペースに置ける
スリムファンがおススメです。
それでもトイレが狭くなると
不満を感じるようでしたら、
天井に直付けする
スタイリッシュな
扇風機はいかがでしょうか。
これだと不要な季節に
邪魔になることもありません。
私たちが普段使うトイレは
海外から見れば
快適でおしゃれで、
驚きに満ちたもののようです。
例えば、夜、近づくだけで
便器の中や周囲が
間接照明でほんのりと
明るくなる様子は
トイレの概念をこえた
おもてなしの演出を見ている気がします。
トイレはまだまだ快適にできます。
今からでも
あるいはリフォームの時などに
快適の工夫を取り入れてみませんか。
