トイレリフォーム
目次
最近のトイレリフォームでは、様々な
デザインから選べる”床材”が存在します。
それぞれの床材には長所と短所が
あります。ご自宅のトイレの床材として
最適なものを選ぶために、重要な
ポイントを含めて見て行きましょう。
トイレの床材を選ぶポイントとしては、
・デザイン性
・価格
・掃除のし易さ
・耐久年数の長さ
があります。それら一つ一つを十分に
考慮した上で、ご自宅のリフォームに
最も適したトイレの床材を選びましょう。
トイレ空間では壁の色や壁紙で
デザイン性を工夫出来る一方、
床材でデザイン性を強調して
インパクトを与えることもできます。
使用できるタイプの床材には
様々なデザインや色のものがあり、
シンプルな色やデザインから高級な
雰囲気を出せるものまで、ご希望の
タイプのものを選べます。
床材の種類により、素材や耐久性、
及び施工に対する労力と時間の違いに
おいて”価格の差”があります。
リフォーム予算により、長い目でみた
補修管理の面なども考慮した上で、
価格の評価をしたいものです。
トイレのリフォームの目的によっては、
最も安価の床材が適切な場合も
あるでしょう。
床材のタイプによっては、デザイン性
よりもお掃除やお手入れが
より楽にできることに重点を置いた
ものがあります。
トイレは毎日使われ汚れやすい場所
なので、常に綺麗で清潔に保ちたい
ものです。
毎日が忙しい人には、掃除が簡単な
タイプの床材が最優先になるかもしれません。
トイレの床は汚れやすく、しばらく掃除を
しないでおくとニオイもついてしまいがちです。
水だけでなく、ブリーチ系のトイレ用洗剤や
アンモニアにも強く耐用年数が長いタイプの
床材を選びたいものです。
特にトイレ自体も新しいタイプのものに
変えるリフォームの場合、床材の耐久性も
重要なポイントになり得るでしょう。
それでは、当社がおすすめするトイレ床材
3つと、それぞれの長所と短所を含めた
特徴をご紹介しましょう。
フロアタイルとは塩化ビニールが素材
として使用されます。
厚さが約2.5mmほどあり、木や石、
タイルを模造したものです。
長所としてはデザイン性に優れており、
見た目が美しく、さらには表面の凹凸まで
本物に似せて作られているので
高級な感じも容易に出せます。
また硬さもあり、耐久性にも優れています。
短所としては、大きなタイルの様に
一つ一つのフロアタイルを組み合わせて
床に貼る形になるので、継ぎ目が多く
汚れなどが溜まりやすい点です。
同じ塩化ビニールを素材とする床材で
シート状である”クッションフロア”に比べると
水にも弱く、掃除の際も凹凸がある分
掃除も簡単とは言えません。
フローリングは木材を基材としており、家の
部屋や廊下に極一般に使われる床材です。
最大の長所はその木材の持つ独特な
自然の木の模様の美しさとその
感触でしょう。
またデザイン性においては、トイレの入口に
面する部屋や廊下の床が既に
フローリングの場合、同じ床材を使用する
事によって、家全体に一貫性を持った
デザインとして木の床の空間を
楽しむ事ができます。
ただ、短所としてはその木の美しさを
保つために定期的なお手入れが必要な
タイプが多く、またフロアタイル同様
組み合わせて床に貼り付けるので、
継ぎ目が出てしまいます。
木の特性として、乾燥すると継ぎ目に
隙間が出て来る可能性もあります。
更には天然素材であるがゆえ、
他の床材に比べると水やアンモニア、
トイレ用洗剤にも弱いです。
クッションフロアとは、フロアタイルの様に
塩化ビニールを素材とし、その名前通り
クッション性があります。
カーペットの様にシート状に製造
されているので、他の床材の様に
継ぎ目がありません。
水やトイレ用洗剤、アンモニアにも強く、
お掃除が簡単に出来ます。
またデザイン性にも優れており、
様々な色や模様のものが豊富にあります。
更なる長所としては床材そのものの
価格だけではなく、施工においても
シート状なので、労力や時間が
あまりかからず全体的なコストが
安価で済みます。
短所としては、他の床材に比べて
劣化するのが早い面があります。
また、デザイン的にフロアタイルに
比べると同じ柄でも見た目や感触で
模造品として劣ります。
更にはクッション性がある故、
家具など長時間置いておくと
型が付いたり段差が出来てしまいます。
いかがでしたでしょうか?
おすすめの3つのタイプの床材、
その特徴においては、それぞれ違った
長所と短所があります。
自宅のトイレのリフォームでは
どの床材が適しているでしょうか。
リフォームの目的と優先順序に基づき、
それらにあった最適なトイレの床材を
選んでトイレ空間をさらに快適にしましょう!