トイレリフォーム
目次
トイレ後にすぐ手が洗えるというのは
便利ですし、衛生的にもとても
良いことですね。
タンクの上に蛇口あり、そこから
水が出てくるという画期的な
トイレの仕様。
狭い日本の住宅事情に最適な
コストパフォーマンスも抜群のトイレは
どの家庭にも設置されていました。
しかし最近になり、私たちの”家”
に求めるものも少しづつ変わり、
機能的だけでなくデザイン性も
重視するようになりました。
人気のタンクレスを選んだ場合
などに取り付ける独立型の手洗い器
に関して、知っておくべき特徴をチェック
してみましょう。
”独立型の手洗い器”は
トイレのタンクの上部でなく、
トイレ内の別の所に手洗い
器を設置するものです。
一方、”一体型のトイレ手洗い器”は
トイレの後ろ側にあるタンクの
上に手洗器がついているものです。
各家庭にほとんどある一体型
手洗い器のメリットにはどんな
ものがあるのでしょうか。
まず最初のメリットとして挙げ
られるのは場所を取らない
という点です。
トイレのタンクを改良した形の
手洗器ですから、狭いトイレの
中で全く邪魔になりません。
スペースをフル活用できます。
水道代が掛からないというのも
大きなメリットです。
もともとタンクに溜めておく水を
手洗いに使用しているので
お金がかかりません。
子供がが水を流しっぱなしにして
しまった際も心配無用です。
更にトイレを流す為のレバーは
ついているものの、手洗いのために
レバーをひねったり、止めたりする部品
もないので部品が壊れる心配も
ありません。
メリットが魅力的な一体型ですが、
そのデメリットはどんなところにある
のでしょうか。
トイレタンクのフタを利用しているため、
手洗器の底が深い構造になっていません。
底が浅い事と、蛇口から出てくる水の
量の調節をすることが一切
できないため、水はねしやすく
なっています。
手洗器が場所的にトイレの後ろ側
にあるので、子供や高齢者、体の
不自由な方には手が届きづらく、
無理な姿勢になり、手が洗いにくい
というデメリットがあります。
また、あまり汚れはしませんが
壁にピッタリとくっついて設置して
あるので、掃除がしにくいという
点もデメリットとして挙げられます。
では、対象的に独立型手洗器の
メリットにはどういったものがあるので
しょうか。
水量のコントロールができるので
水はねが防げますし、暖かいお湯でも
手が洗えます。寒い冬には嬉しい
メリットと言えるでしょう。
手洗器の種類は最近増えてきました。
おしゃれで秀逸なデザインのものや
違った大きさなど、たくさんの種類が
登場しています。
設置する場所や高さなども自分で
選ぶことが可能であり、誰にとっても
大変使いやすくなり、しっかり手洗いが
できるでしょう。
魅力的な独立型手洗器ですが、
デメリットも存在します。
これまでタンクの上にあった手洗器を
トイレの他の場所に設置しなくては
ならないため、その場所が必要に
なります。
トイレの奥に手を伸ばして洗わなくて
済む反面、トイレの個室のどこかに
設置することになります。
その空間分、少しトイレが狭く
なってしまいます。
水はねも少なく簡単に手が洗えるように
なる独立型手洗器。
しかしその反面、スペースを取るという
デメリットがあります。
家族構成次第では、独立型の
手洗い器を採用したほうが良い
という場合もあるでしょう。
家族の手洗い器の使い勝手を
考慮して、独立手洗い器の
導入も検討してみてはいかがでしょうか。
家庭にあった手洗い器を設置しましょう。