トイレリフォーム
目次
ニオイが気になるトイレで、
ニオイがこもらないよう活躍してくれるのが
キッチンや浴室など、他の水回りにも
設けられている換気扇です。
トイレには必ずありそうな換気扇ですが
窓があるトイレの場合は
換気扇が設置されていないことも。
ここではトイレに設置する換気扇の役割と
種類や交換時期、設置・交換にかかる費用など
トイレの換気扇についてご紹介します。
まずはトイレに換気扇がどうして必要なのか
換気扇の役割と換気の重要性について
確認していきましょう。
冒頭にも述べた通り、
トイレはニオイがこもりやすく
空気が汚れやすい空間となっています。
換気を行わないことは風水的に見ても
あまり良くありません。
窓だけでも換気を行うことは可能ですが、
効率よく換気を行うには換気扇が必要です。
換気をすることでニオイや汚れた空気を
空間から追い出し、新しい空気に入れ替えれば
トイレがより清潔な空間になるでしょう。
次にトイレに設置する換気扇の種類を
チェックしていきましょう。
プロペラファンは、プロペラを回すことで
換気を行う昔ながらの換気扇で、
外に面しているトイレの壁面に
取り付けられます。
羽根が大きく、数が少ないことから
手入れがしやすいというのがメリットです。
また、換気能力にも優れており、
効率よく換気を行うことができますが
外の影響を受けやすいため、
風の強い日には換気能力が落ちてしまう点と
稼働音がうるさいという点が
デメリットとなっています。
シロッコファンはダクトを通して換気を
行う換気扇です。トイレの天井に
埋め込む形で取り付けられ、
天井裏のダクト管と接続して使用します。
プロペラファンとは違い、
外の影響を受けないのがメリットで
稼働音も静かなのが魅力です。
ダクト管を伸ばすことで
トイレのつくりに関係なく
設置することが可能となっていますが、
設置には少し手間がかかるため
プロペラファンとより設置費用は
高くなることが考えられます。
最近はトイレも進化しており、
人感センサーと連動して入退室を感知し、
自動で稼働する換気扇も登場しており、
これを連動タイプといいます。
消し忘れを防止してくれる上、
中には換気扇と照明が同時につくものや
トイレの使用後に数分間だけ
強運転に自動で切り替わるものもあり、
費用は前述の2種類よりかかってしまうものの
より便利に使用することが出来ます。
目詰まりしているものや破損している
ものでは十分な換気が行えません。
換気扇はどのくらいが寿命なのか
どうなったら交換すべきなのか
チェックしていきましょう。
まず換気扇の寿命ですが、
平均的には10年〜15年と言われています。
24時間付けっぱなしの場合はもう少し早く
寿命を迎えることも考えられます。
交換時期としては10年程度が理想ですが、
異音・異臭がする場合や
換気が正しく行われていない場合は
早急に交換が必要となります。
換気扇の交換時期が分かったところで
次に交換にかかる費用を見ていきましょう。
トイレの換気扇交換にかかる費用は
商品代を含めて2万円〜6万円程度が
相場となっており、新しく設置する場合でも
費用にそれほどの違いはありません。
しかし、プロペラファンからシロッコファンに
設置方式を切り替える場合や
連動タイプを選んだ場合は
さらに費用がかかるため注意しましょう。
換気扇の交換費用を抑えたい場合は、
自分で交換することも可能です。
しかし、電気配線工事が必要な場合は
第二種電気工事士という資格が必要となるため
自分での設置はできません。
また、コンセントに差すタイプであっても
作業が難しいと感じた場合には、
業者に設置を依頼するようにしましょう。
無理に交換しようとするとせっかく購入した
換気扇が破損する可能性もあります。
そういった場合は自分で換気扇を購入して
設置のみを業者に依頼するだけでも
ある程度設置費用を抑えることが可能です。
ニオイがこもりやすいトイレには
窓がある場合でも換気扇を取り
付けるのがおすすめです。
換気扇があれば効率よく汚れた空気を
追い出し、新しい空気に入れ替える
ことが出来ます。
種類ごとによる特徴や費用、
換気扇の交換時期などを把握した上で
トイレに換気扇がない場合は新しく設置し、
換気扇が古くなっている場合は
新しいものに取り替えて
トイレ空間を清潔に保ちましょう。
