トイレリフォーム
目次
家族もゲストも使用するトイレは
清潔感のある快適な空間が理想でしょう。
しかし、ただ便器やペーパーホルダーを
設置しただけの空間では
快適なトイレとは言えません。
ここではトイレを快適な空間にするために
チェックしておきたいポイントやアイテムなど
毎日使用するトイレをより使いやすく
落ち着ける空間にする工夫をご紹介します。
では早速、快適なトイレを作るために
注目したいポイントを確認していきましょう。
まず見ておきたいのが便器の機能性です。
最近の便器はますます進化を遂げており、
暖房機能をはじめ温水洗浄機能や節水機能など
様々な機能を持った商品が登場しています。
もちろん、全ての機能がついたものは
その分高額になってしまいますが
ヒートショック対策になる暖房機能や
家族が多い家庭には節水機能がついた便器など
家庭に合った必要な機能がついた便器を
選ぶことが大切です。
次に注目したいのが収納の大きさです。
トイレは限られた空間ですが
トイレットペーパーや掃除用具、生理用品など
収納したいものは少なくありません。
収納が小さいと他の場所に
収納しなければならず、
必要な時に使いづらくなってしまいます。
大きすぎてもトイレを圧迫してしまうため
収納量に合ったサイズの
収納スペースを設けることが大切です。
適当に決めてしまいがちなドアや
ペーパーホルダーも快適なトイレ作りには
重要なポイントとなります。
例えばトイレのドアが内開きだと
便器に干渉したり、中で人が倒れた時に
開けられないためおすすめできません。
ペーパーホルダーも位置を適当に決めると
便器から遠かったり、近すぎたりして
取りづらくなる場合があります。
設置の際は実際に使用することを考えて
開き方や位置を決めることが大切です。
トイレはエアコンの風が当たりにくいため
夏は暑く、冬は寒くなりがちです。
暑すぎたり寒すぎたりするトイレは
とても快適とは言えません。
スポットクーラーやコンパクトな扇風機を
設置したり、暖房便座や断熱
リフォームを行うなどして、過ごしやすい
温度のトイレを作りましょう。
清潔感が大切なトイレでは
手入れのしやすさも重要です。
汚れが取りづらいフチのないタイプの便器や
自浄機能付き便器、防汚機能付きの便器など
便器の手入れはもちろん、
尿はねで汚れてしまう壁紙や床材も
手入れのしやすいものを選びましょう。
ただ機能性に優れたトイレが快適かというと
そうではありません。
清潔感のある落ち着ける空間を作るためには
内装に注目することも大切です。
清潔感を大事にしたいのであれば
ホワイト系の便器がおすすめです。
少し個性が欲しい場合は
ピンクやブルーなどのカラーもおすすめ。
トイレを広く見せたい場合や
トイレインテリアを楽しみたいのであれば
タンクレストイレがおすすめです。
トイレは比較的狭いスペースなので
ハッキリとした濃い色は
あまりおすすめできません。
膨張色と呼ばれる白などの明るい色は
狭いトイレを広く見せてくれるでしょう。
落ち着いた印象にしたい場合は
馴染みやすいナチュラルブラウンと
白の組み合わせがおすすめです。
狭いトイレでは
ちょっとしたトイレアクセサリーでも
大きく印象を変えることができます。
ポイントは色合いをまとめること。
便座カバーやトイレマットなどの色を合わせて
3色以内におさめることで
おしゃれに見せることができるでしょう。
加えて、照明の種類にこだわることで、
より落ち着ける空間を演出する
ことが可能になります。
最後に、トイレを快適にするために設置したい
おすすめのリフォームをご紹介します。
今や色々なところで採用されている
ウォシュレットは温水洗浄便座とも呼ばれ、
肌を傷つけず洗浄することができます。
トイレットペーパーの節約にも
ノロウイルスの感染症予防にもなる
優秀な設備です。
狭いトイレにお悩みの方には
コンパクトでスマートな
タンクレストイレがおすすめです。
トイレを広く見せてくれる上、
手入れも簡単で節水効果も高い
至れり尽くせりのトイレとなっています。
タンクレストイレと一緒に取り入れたいのが
収納付き手洗いカウンターです。
設置にはスペースが必要ですが、
収納も手洗いもできる便利な設備です。
手洗いの高さを調整すれば
子供やお年寄りにも使いやすくなります。
清潔感のある快適な理想のトイレは
様々なポイントを抑えることで
作ることができます。
機能面やデザイン面、
そして実際に使う時のことを考えて
設備やインテリアを選び
快適なトイレを作りましょう。