トイレリフォーム
目次
毎月必ず必要となる水道代。
ちょっとした工夫で少しでも安くできたら
良いと思いませんか?
家庭内で使用される水道量が
浴室に次いで多いとされている
トイレの節水方法と節水グッズ、
節水の際の注意点について解説します。
では早速、今からでも行える
トイレの節水方法についてご紹介しましょう。
トイレでの節水の基本は
まず大と小を使い分けることです。
現在販売されているトイレは、昔の
トイレと比べると必要水量が半分以下まで
少なくなっています。
それでも大で流し続けた場合と、小も
使って流す場合では水道代に差が
生まれます。
メーカーや機種によって異なりますが
大と小では流れる水量が約1.2L程違います。
それほど大きな差に思えませんが
家族4人が毎日何度も利用することを考えると
こういった小さな工夫が
大きな節約に繋がると言えるでしょう。
用を足す際、音消しのために流水を
利用するという人も少なくはないでしょう。
小で流したとしても1回で3L〜5Lもの水が
無駄になってしまいます。
もちろん流す回数や時間が長ければ
さらに大量の水が無駄になってしまいます。
どうしても音が気になる場合は、
家庭用音姫を設置したり、
音姫アプリなどを使うようにしましょう。
手間をかけてでも節水をしたい
場合には、風呂の残り湯を再使用
するのがおすすめです。
方法としてはまずトイレの止水栓を閉め、
バケツに残り湯を貯めておきます。
用を足して水を流したら
バケツに入った残り湯をタンクに注ぎます。
こうすることで次に流した時に
残り湯で洗浄することが可能です。
タンクに移すのが面倒な場合は小の時のみ
バケツに汲んだ残り湯で流す方法でも
ある程度節水ができます。
より節水を行いたいという人には、
トイレ用の節水グッズがおすすめです。
どのようなグッズがあるのかチェックして
いきましょう。
安いグッズでしっかり節水したい
という方にはこちらがおすすめです。
1000円前後で購入することができ、
取り付けも非常に簡単。
しかもその効果は絶大でトイレの水を
約40%も節水できるとされている
便利な節水グッズです。
トイレタンク内にあるフロートバルブに
乗せて設置すればレバーを回している間だけ
水が流れるという仕組みになります。
これまで通りに使いながら節水したい
という方におすすめの節水グッズです。
こちらは汚物が流れた後に流れる水や
無駄に流れ続ける時間を短縮することで
水を節約することができます。
本体価格は3000円程と
ウォーターセーバーに比べると高いですが
レバーの調整などが必要なく
これまで通りに使うだけで
30%もの水を節約することが可能です。
ボールタップの交換用パーツとして
販売されており、タンク内のパーツを
一式交換することで
節水できる節水グッズです。
このグッズは節水だけでなく、
水が流れる際の音を抑える効果もあるため
トイレの水の音が気になる方にも
おすすめのグッズとなっています。
節水をすれば水量を抑えられるため
水道代を安くすることができますが、
同時に詰まりを起こすリスクが高まる
というデメリットが発生します。
節水グッズを使用して節水を行う際は
商品の注意事項や仕組みを理解して
詰まりを起こさないよう使用しましょう。
また、節水グッズはトイレの種類によっては
非対応のものもあります。
購入の際には自宅のトイレが使用可能か
事前に確認するよう注意しましょう。
リスクをより少なく、水道代を抑えたい
のであれば節水型トイレがおすすめです。
節水型トイレは流れる水量を減らした
だけでなく、少ない水でしっかり流せるよう
工夫して作られているため
詰まりのリスクを抑えながら節水ができます。
トイレが古くなってきている場合や
リフォームを検討中なのであれば
節水型トイレを取り入れるのも良いでしょう。
水回りの中で二番目に使用水量が
多いトイレは、ちょっとした工夫や節水グッズを
使うことで水量を抑えることが可能です。
しかし、使用水量を抑えすぎると
詰まりを起こすリスクが高まってしまいます。
詰まりのリスクを抑えつつ節水するには
少量の水でしっかり流せる
節水型トイレがおすすめです。
正しい節水方法でトイレの水量を抑え、
水道代を節約しましょう。