トイレリフォーム
目次
ニオイが発生しやすく、ゲストが
使うこともあるトイレの便器は
常に清潔に保っておきたい設備の一つ。
しかし、こまめに掃除を行っていても
ブラシが便器の奥まで届かなければ
便器の奥だけ汚れが残った状態となってしまい
そこからニオイが発生することも。
トイレブラシの届きづらい便器の
奥を掃除する方法をご紹介します。
便器の奥には様々な色の汚れが
発生します。
便器で最も発生しやすいのが尿石
汚れです。尿が結晶化することで発生し、
できたばかりの場合は尿と同じ黄色い汚れで
放置していると茶色や赤黒い色に変化します。
そしてもう1つ発生しやすいのがピンク色の
雑菌汚れです。その名の通り、雑菌が繁殖し
便器にこびりつくことで発生します。
便器の奥の掃除方法を見ていきましょう。
最もシンプルな方法として挙げられるのが
トイレブラシをより奥まで届くものに変えて
掃除をするというものです。
トイレブラシに大きな違いはない
思っている方もいるかもしれませんが
形状や毛の硬さに細かな違いがあります。
奥まで掃除したい場合は細くて長いタイプや
先端の曲がったタイプを選ぶと良いでしょう。
消臭効果や研磨効果、滅菌効果が
期待できる重曹でつけ置き洗いを
するのもおすすめです。
まずは粉末の重曹を用意します。
その重曹を200g程度便器に投入し、
一晩そのままつけ置きます。
最後はブラシで擦って落とすだけ。
投入する重曹は、事前に50度程度の
お湯で溶いておけばさらに効果的だと
考えられています。
市販の洗浄剤を活用して便器の奥を
掃除するという方法もあります。
錠剤タイプの洗浄剤を便器の奥に
溜まった水に落とし、パッケージに記載
されている時間放置します。
すると水に溶けた洗浄剤が発泡し、
汚れを浮かして落としてくれる仕組みです。
掃除のタイミングだけ便器の水を抜き、
スポンジや歯ブラシでも掃除ができる
ようにするのも一つの方法です。
トイレの止水栓を閉めて新しい水が
流れないようにし、レバーを数回捻れば
水を抜くことが可能です。
あとは通常通りトイレ洗剤をかけて
スポンジや歯ブラシで擦れば
汚れを落とすことができるでしょう。
色々な方法を試してみても汚れが取れない
という場合はハウスクリーニング業者など
掃除のプロに依頼すると間違いないでしょう。
費用はかかりますが便器を傷つける心配もなく
便器をスッキリ綺麗にできます。
水廻りパックなどを設けている業者に
依頼した場合はトイレと同時に
浴室の掃除もお得に依頼できるでしょう。
便器の奥に溜まる汚れを事前に
防ぐためのアイデアをご紹介します。
最も手間が少ないのは、市販の置き型
洗浄剤をタンクに設置するという方法です。
置き型洗浄剤は設置しておくと
水を流すたびに便器内を洗浄してくれます。
香り付きのものを選べばトイレのニオイ
改善にも役立つでしょう。
また、最近ではスタンプ洗浄剤も
人気となっています。置き型洗浄剤と
同じように水を流せば洗浄できるため
好きな方を取り入れると良いでしょう。
汚れやすいトイレは事前に
コーティングしておけば汚れにくくなり、
掃除の手間を省くことが可能です。
種類も手軽なスプレータイプから
効果の長い液体タイプや
スタンプタイプなどがあるので、
使いやすいものを選びましょう。
施工方法は種類により異なりますが
基本的には便器の水分を取り除き、
コーティングして乾燥させるという手順です。
実は普通のトイレ洗剤を便器にかけて
置いておくだけでも汚れ予防に効果的です。
長い時間家を空ける場合は出かける前に
洗剤をかけておいたら出かけている間に
洗剤の成分で汚れを浮かし、
汚れが便器にこびりつくのを防止できます。
こまめにトイレ掃除を行っていても
奥までしっかり綺麗にできなければ
ニオイの発生を防ぐことはできません。
便器の奥に発生する尿石汚れや
雑菌汚れは、様々な方法で除去が
可能です。
コーティングや置き型洗浄剤の活用で
汚れを事前に防ぐこともできます。
トイレ掃除を行う際は奥までしっかり
汚れを取り、便器を清潔に保ちましょう。
