トイレリフォーム
目次
毎日毎日使用するトイレ。
便器が割れてしまったり、配管の
破損が見られた場合は、大きな
トラブルに繋がることも考えて
多くの方がプロに修理を依頼するでしょう。
しかし、壊れたのがトイレの蓋や
レバーの交換はDIYでも可能です。
トイレの蓋やレバーが壊れてしまった
際に自分で交換する方法と、
必要な費用の目安についてご紹介します。
まずは蓋やレバーの交換が必要な
場合に見られる症状をチェックしましょう。
トイレの蓋はヒビが入ったり、
割れてしまった時に交換が必要となります。
そのまま使用すると、蓋をしっかり
閉められなかったり、怪我に繋がる
恐れもあるので注意が必要です。
トイレレバーは折れてしまった場合や
回ったまま元の位置に戻らなくなった場合に
交換が必要となります。
その他の症状はレバー以外の部品が
原因と考えられるため、
原因の特定と修理あるいは交換が必要です。
交換が必要な場合もその場ですぐに
交換ができるわけではありません。
部品が揃うまでは応急処置で
対応する必要があるでしょう。
トイレの蓋に破損が見られた場合、
新しいものが用意できるまで取り外して
蓋なしでトイレを利用する方法があります。
しかし暖房便座で電気代が気になる、
蓋がないことによる水はねが気になる場合には
ヒビ割れしている部分をガムテープなどで
補修して使えるようにしましょう。
トイレのレバーが壊れると
水を流すことができなくなります。
そんな時のためにもレバーを使わずに
水を流す方法を知っておきましょう。
手動で水を流すにはまずバケツを用意します。
そこに6L〜8Lの水を入れている間に
新聞紙やいらない布をトイレ周りに
敷いておきましょう。
そしてバケツの水を勢いよくトイレに流し、
再度3L〜4Lの水を汲みます。
トイレに流した水が全てなくなってから
新しく汲んだ水をゆっくり流しましょう。
壊れてしまった蓋やレバーを交換して
元通りに直すためにはトイレに合ったものを
選ばなければなりません。
交換の際に必ず確認しなければならないのが
メーカー名と形状です。
トイレの蓋やレバーは一見同じように見えて
メーカーごとに構造が違ったり、
機種によって形状が異なったりします。
蓋の場合は品番を確認しておけば
間違いないでしょう。
わからない場合はメーカーに連絡して
教えてもらうのがおすすめです。
トイレに合った蓋を購入できたら
いよいよ蓋の交換に取り掛かります。
まずは壊れている古い蓋を取り外しましょう。
蓋は根元部分が便座についている軸に
はまっているだけなので
少し力を入れれば簡単に取り外せます。
取り外せたら後は逆の手順で
新しい蓋を取り付ければ完了です。
最後にスムーズに開閉できるか
確認しておきましょう。
次にレバーの交換方法をご紹介します。
まずは安全のために
トイレの止水栓を閉めましょう。
次にタンクの蓋を開け
レバーと繋がっているチェーンを外します。
陶器製のタンクの蓋は重量があるため
慎重に取り扱いましょう。
そしてタンク内側に付いている
レバー固定ナットをレンチを使って外します。
そのままレバーを取り外し、
後は逆の手順で新しいレバーを取り付け
タンクの蓋を戻し、止水栓を開けたら
水がしっかり流せることを確認して完了です。
自分で交換を行う場合は作業費がかからず、
全体の費用を抑えることができます。
費用目安として、蓋の場合は普通
便座が2000円前後、温水洗浄便座で
3000円〜5000円程度です。
普通便座は便座とセットでも3000円〜5000円
程度なので便座が古くなっているなら
併せて交換してしまっても良いでしょう。
レバーの購入費用は1200円〜3000円くらいが
目安となっています。
これらの費用はあくまで目安となるため
実際の金額は購入する前に確認しましょう。
交換に自信がない場合や
特殊な構造で交換が難しい場合は
専門業者に依頼するのが無難です。
業者に交換してもらう場合は材料費に加え、
作業費や出張料などがかかります。
目安として蓋の交換は8000円〜13000円程度、
レバーの交換は5000円〜20000円程度で
見ておくと安心でしょう。
費用は状況や業者によって変動するため
詳しくは電話やHPでの確認が必要です。
トイレの蓋やレバーは正しく
交換方法を知れば、自分でも
交換することが可能です。
自分で交換すれば交換にかかる
費用を節約することもでき、
余計な手間も削減できます。
しかし、どうしても方法がわからない
場合や、自分でやる自信がない場合には
専門業者に依頼するようにしましょう。