トイレリフォーム
目次
自動で照明をつけてくれる人感センサー
照明は便利なだけでなく、
新型コロナウイルスの家庭内感染を
防ぐためにも役立つ最新機能です。
今だからこそ取り入れたい人感センサー
照明の仕組みと、衛生面が気になる
トイレに取り入れる場合の
メリットやデメリットを解説します。
人感センサーは人を感知して自動で
スイッチを入れてくれる便利な機能ですが、
実際はどのような仕組みで
人を感知しているのでしょうか。
人感センサーは人の体温に反応しています。
周囲と温度差があるものがセンサーの範囲内で
動いた時に赤外線などによって検知され
信号によってスイッチが入る仕組みです。
次に人感センサー照明を
トイレに取り入れる場合のメリットを
チェックしていきましょう。
トイレで携帯を触っていたり、
他のことに気がいってしまっていると
電気を消し忘れることもあるでしょう。
トイレの照明を人感センサー付きにする
ことで、照明の消し忘れを防止できます。
照明の消し忘れが減ると
電気代の節約にも役立ちます。
換気扇と連動しているものであれば
換気扇の消し忘れ防止にも効果的。
子どもの電気の消し忘れによって
ストレスを感じることもなくなるでしょう。
人感センサー照明ならスイッチを押さずに
自動でオンオフを行ってくれるため
非常に衛生的です。
これからの季節に増加する食中毒など
感染症の対策にも人感センサー照明は効果的。
特に新型コロナウイルスが蔓延している
現在において、スイッチに触れずに
電源をつけたり消したりできることは
かなり大きなメリットとなるでしょう。
照明と換気扇やトイレ本体が
連動しているタイプの場合は、
センサーが検知することで照明だけでなく
自動で換気扇が付いたり、
トイレの蓋を開くことが可能です。
するとトイレにニオイがこもることもなく、
汚れやすいトイレの蓋を触る必要もないため
より衛生的にトイレを使用することが
できるでしょう。
続いてデメリットも見ていきましょう。
当たり前ですが人感センサー照明を
取り入れるには費用がかかります。
通常の照明に比べるとセンサーが付いて
いる分、コストは高くなるため、
トイレにはお金をかけたくない場合や
出来るだけ安く照明をつけたいという場合には
向いていないと言えます。
また、万が一修理が必要となった際にも
通常より費用がかかるため
その点も考慮して導入を検討しましょう。
前述の通り、人感センサー照明は
温度差のあるものが動くことで
センサーが検知し照明のスイッチが入ります。
つまりトイレでこもって動かずにいると
中にいてもセンサーが検知できずに
照明が消えてしまうということです。
また、人感センサーに
ホコリや汚れが溜まっている場合も
センサーが検知できないため
正常に作動しなくなる可能性もあります。
人感センサー照明を設置して使用する際は
いくつかの注意点があります。
まず人感センサー照明のタイプを
確認しておきましょう。
照明のみセンサーで点灯するタイプか
換気扇やトイレ本体と連動しているのか
把握しておくことが大切です。
次に設置場所の環境を確認しておきましょう。
人感センサーは先述の通り、
温度の変化が激しい場所や
直射日光の当たる場所に設置しても
正常に作動しない可能性があります。
また、温度の高くなる夏には
可動式のインテリアにセンサーが
反応する場合もあるため注意が必要です。
人感センサー照明の取り付け費用を
確認していきましょう。
人感センサー照明には電池を入れたり
コンセントに挿すだけで使用できる
安価なタイプと、配線工事が必要
となるタイプがあります。
配線工事が必要となる人感センサー照明は
本体代金と工事費用を合わせて
8,000円〜15,000円くらいが相場です。
しかし、上記金額はあくまで相場で
施工業者や設置場所によって
費用が大きく異なる場合もあるため
事前に見積もりを依頼すると良いでしょう。
人感センサー照明は温度差を検知して
点灯・消灯を自動で行う設備です。
人感センサーをトイレに取り入れると
点灯・消灯を手動で行う必要がなくなり、
衛生的でかつ節電にも役立ちます。
さらに家庭内感染が心配な
新型コロナウイルスの対策になるのも魅力。
また、換気扇やトイレ本体と
連動しているタイプはより便利で衛生的なので
トイレの汚れが気になる場合や
子どもがいる家庭にもおすすめです。
家庭のトイレに人感センサー照明を取り入れて
トイレを衛生的に使用しましょう。